観光まちづくり専門人材

Alexander Stankov – スタンコフ・アレクサンダー

ブルガリア出身。東京大学大学院卒。在日14年以上。

2006年初来日。1年間の留学経験を経て、2011年に再び来日し、東京大学大学院学際情報学府卒業。2回とも日本政府の国費留学生制度の恩恵を受け、恩返しのためインバウンド観光宣伝を軸に大好きな日本地方の活性化に貢献できる事業に就任。

2014年から体験予約OTA「Voyagin」を経営する株式会社Voyaginのコンテンツプロデューサーを担当し、2020年に楽天グループ株式会社との吸収合併に伴い、引き続き楽天グループ・トラベルエクスピリエンス事業のコンテンツプロデューサーに従事。2022年に独立し、観光アドバイザーとして幅広く活躍。

2016年、日本語で通訳案内士資格を獲得。2017年、インバウンド実務主任者資格獲得。日英を含む、4か国語が堪能。

観光庁の 「広域周遊観光促進のための専門家派遣事業」、「観光地域づくり法人の体制強化事業」における外部専門人材。東京都観光まちづくりアドバイザー。

47都道府県全てに足を運び、日本全国の魅力を知り尽くしている。その地域が持つ魅力を、外国人目線かつ他の地域との横比較して発掘できることが強み。中央省庁を始め、地域行政や観光まちづくり法人(DMO)に対して、付加価値の高い持続可能な旅行商品の開発企画や、外国人旅行者へのサービス向上についてアドバイスを提供。又、現地の観光事業者へのスキルアップセミナーや体験磨き上げワークショップを多数実施し、高付加価値のツアー・体験に対応できるガイド育成も行う。海外の富裕層などのガイド実績もある。

大学で日本学科を専攻したおかげで、日本文化・歴史に関する深い知識を持ち、特に伝統文化、伝統工芸、伝統行事を資源とした観光コンテンツ開発を専門する。過去10年以上、日本各地で付加価値が高いユニークな旅行商品を数多く企画し、地域事業者が国際市場に向けて魅力的な観光コンテンツを販売するお手伝いをしてきた。

実績(一部Voyaginのコンテンツプロデューサーとして):
観光庁、復興庁、環境省、経済産業省、国税庁、JNTO、東京都、
三重県 埼玉県、新潟県、群馬県、
福岡県、愛知県、岐阜県、愛媛県、
茨城県 横浜市、金沢市、千葉市、京都市、長野市、日光市
小松市石巻市、下呂市、萩市、豊岡市、長浜市、湯沢町、有田町、白馬村、明日香村
海の京都DMO、そらの郷DMO、明和観光商社DMOなど

実績一例

伝統文化の観光コンテンツ

皇女斎王のみやこ斎宮の遺跡で知られる三重県明和町の体験型滞在観光プログラムを企画。日本歴史や伝統文化に興味があるSIT(Special Interest Travelers) 訪日旅行者向けに全国的にも珍しい平安文化ツアーを複数造成。中には、史跡斎宮跡に復元された平安時代の建物で十二単を使用した文化体験や卜占体験など、平安文化をわかりやすく楽しめる体験型滞在プログラム開発。

伝統工芸の観光コンテンツ

有田焼で有名な佐賀県有田町の高付加価値観光商品を企画・造成。世界の陶磁器の発展に膨大な影響を与えた有田焼に関心があるハイエンド旅行者に知識を深めることができるプライベートツ アーを複数開発。有田焼の国際的な価値を強調するプログラムの中、一般公開されていない工房 で名匠とのプライベートレッスンや、人間国宝の工芸士との交流があり、日本の陶磁器文化を奥 深くまで案内できる新規観光商品を実現できた。